三島由紀夫 / 芝居日記

三島

 

戦中戦後の学生の身でありながら、歌舞伎を中心にお能にカルメン・白鳥の湖と

ヒデキ観劇三昧。やはり庶民生活からは優れた芸術家は生まれぬという事か。劇沈。

 

さてこの本重い事の他、歌舞伎の一級資料として素晴らしいのですが。

一箇所だけ重箱の隅を突っつくと、P113

 

マッカーサー司令部による日本人洗脳プログラムに依って歌舞伎の演目に制限が

加えられた(仇討ちものなど)それに対して六代目菊五郎が新聞に

『〜歌舞伎が姿を消すわけではない〜上司の指示であれば喜んでやって行きます』と述べている。

 

それに対して三島は

『菊五郎にして何といふ意気地のない役者根性〜上司の指示だと!』と怒りを顕にしている。

 

その御怒り、ご尤もゞ。

しかし三島どの、六代目は『上司』などと仰ってはござりませぬ。

 

音羽屋の当主が上司などという言葉を使うだろうか?

彼は就職した事もなければMacでバイトした事もないのである。

たとえバイトしてたとしてもマッカーサーは侵略者なのだ。

 

六代目は『上使』と仰ったのでござりましょうぞ。

 

歌舞伎で上使と云えば、川越太郎など必ずや切腹などの難儀を持ち込む者で

従わなくてはならい。当時の六代目の心境は正しくそういった状況で皮肉を込めて

上使と言ったのだが、新聞記者には上司と変換されてしまったのである。

 

みつを

 

上使

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ロールオーバー玉之助

坂東玉之助

歌舞伎役者で一番好きなのが

坂東玉之助丈 昭和四年生まれ

プロフィール写真が一人だけ背広。

柄物のYシャツがとてもオシャレ。

 

今月は東海道中膝栗毛の お玉 を勤めていらっしゃる。

 

平成25年5月 伽羅先代萩の腰元。

坂東玉之助先代萩

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ロールオーバー七之助

七之助

伽羅先代萩 (御殿 床下) / 闇梅百物語 @ 歌舞伎座

 

七之助の政岡、大極上でした。甥の二人、勘太郎(千松)長三郎(鶴千代)も

大変凛々しく、中村屋は令和も安泰ですなあ。

飯炊きがあり所作事が続くので多少ウトウトとしてしまったのですが

ふと我に返ると玉三郎が演じているような錯覚に陥ってしまいました。

 

しかし

 

●渡辺主水が妻松島が出ない。

●今回は上演しない竹之間の場で八汐に加担する

医師大場道益の妻小槙が出て八汐の悪事をバラす。

 

¿これは玉三郎型と言うのだろうか?

 

舞台が少し寂しいし、小槙のは意味がない。

役者が揃わないのか、普通に演って欲しい。

と思った次第。

 

沖の井 女ながらも謀反の片割れ。

政岡  我が子の敵。

松島  御家の仇。

政岡  天命思い。

皆々  知ったるか。

 

引っ張りよろしく

 

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あらしのよるに @ 南座


マコンデツアー1日オフがありました。
メディテイションズさんにナジャとナングンドのCDを納品に行ったあと
南座の前を通ったら「あらしのよるに」の初日だったので新作歌舞伎ってどうかなあ、と思いつつも
扇千景先生がちょうどタクシーから降りられたところだったので、観ることにしました。
だんまり、立ち回り、見得、獅童が義太夫に文句言ったり、六法での引き込みなど。
歌舞伎だったので安心しました。

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